2007年01月07日
北海道の切詰めデフ

北海道で活躍していた晩年の蒸気機関車には「切詰めデフ」と呼ばれる、デフの前部を短く切り詰められたカマが多く在籍していました。これは、デッキ部分に乗る誘導係りの方が雪が降り積もって滑り易い場合でも余裕ある足場を確保できるように、という配慮からだそうです。
私はどうもこの「切詰めデフ」のスタイルが好きになれません。なんだかバランスが悪くて不細工に見える。D51やC58、9600は多くがこの切詰めデフに改装されていたようですが、C62には実施されていません。入替え等に頻繁に使われる事がなかったからでしょうか?はっきりした理由は判りませんが、結果的には良かった。「ニセコ」が切詰めC62重連に牽かれていたかと思うとゾッとします・・・
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